測量の種類は様々~測量の流れ・機器・測量図について解説~
測量の種類は様々であり、要望を伺った上で最適な測量を行う必要があります。こちらの記事では、測量の流れと測量機器、測量図について解説していますので、測量を依頼する前の予備知識としてぜひご確認ください。
測量作業の流れ~境界確定測量と現況測量の大まかな流れについて~
境界確定測量
- お客様からのご依頼
- 打ち合わせ・資料・現地調査
-
隣接者との立会
住宅等の前面が道路の場合、道路管理者に明示協定申請を同時に行います。
- 基準点の測量
- 現地測量・境界点観測・面積計算・ご報告
現況測量
- お客様からのご依頼
- 打ち合わせ・資料・現地調査(隣接者との立会なし)
- 基準点の測量
- 現地測量・境界点観測・面積計算・ご報告
基本的には目的とする測量の基となる点(基準点等)を決定した上で、目的の測量を行う運びとなります。
>>様々な種類のある測量をこなしてきた扇コンサルタンツ株式会社の実績はこちら
測量機器について
お客様のご要望に合った測量を行うためには、様々な測量機器を使いこなす必要があります。測量の種類は、主に以下のようなものが挙げられます。
トータルステーション(トランシット)
セオドライト(角度を調べるもの)とEDM(光波距離計)が、1つになった機器です。この機器が1台あれば、プリズムを使って角度と距離を同時に求めることができます。
GNSS測量機
GNSSは、全地球航法衛星システムを意味しており、測位衛星を用いて位置を割り出すのがGNSS測量機です。測位衛星とは、身近な例を挙げるのであれば、「GPS」です。GPSはアメリカの測位衛星であり、その他にも様々な種類が存在しています。GNSS測量は、①GPS衛星(米国)32個②GLONASS(ロシア)24個の合計56個の内、5衛星以上を必要とします。
水準儀(レベル)・標尺(スタッフ)
水準儀は水平を調べる機器で、標尺はいわゆる物差しのことです。水準測量を行う時は、水準儀と標尺を用いて高低差を観測します。
トータルステーション(トランシット)とGNSS測量機は、地形、地物などを測定する際に、水準儀(レベル)・標尺(スタッフ)は高さ(標高)を求める時に使用します。
測量図について
測量図には主に以下の3つが存在しています。
現況測量図
境界は所有者及び既存構造物により判断した仮の境界点を観測して、図面を作成します。また暫定の面積も計算します。(隣接者との立会なし)
筆界確認図
隣接者(道路・河川管理者含む)と立会いし、決定した境界点を観測後、互いに署名押印し、各々1通ずつ所有する図面。
地積測量図
a)土地家屋調査士が筆界確認図を基に地積測量図を作成し、法務局に登記します。
b)既に地積測量図があり、境界標識が消失している場合は、仮の境界点を復元して、隣接者に立会確認してもらいます。
c)既に地積測量図があり、境界標識が全てある場合は、その境界点を観測して、面積・辺長の確認を行います。
様々な種類の測量に対応~測量のみならず建設コンサルタント・土木設計も対応~
測量の流れと測量機器、測量図について解説いたしました。実際にどのような流れで業務を進めるのかは、状況によって異なりますので、詳しくはご依頼時にご質問ください。
扇コンサルタンツ株式会社には、優秀な測量士が在籍しています。あらゆる種類の測量に対応できますので、ご依頼時にご要望をお伝えください。お話を伺った上で、測量をさせていただきます。また、測量だけでなく、建設コンサルタント・土木設計のご依頼も承っています。これまで得た経験と知識、技術を最大限に活かして対応させていただきますので、測量や土木設計の依頼は扇コンサルタンツ株式会社へお申し付けください。
【様々な種類の測量を行う業者をお探しなら】
会社名 | 扇コンサルタンツ株式会社 |
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代表取締役 | 田村 貴志 |
資本金 | 1,200万円 |
本社住所 |
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大阪支店 |
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三田営業所 |
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姫路営業所 |
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HP | https://www.ougi.co.jp/ |
登録部門 |
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有資格者 | 技術士 / RCCM / 1級土木施工管理技士 / 測量士 / 測量士補 / 地質調査技師 / 橋梁点検技術者 / 准橋梁点検技術者 / 河川点検士 |
取引銀行 | 三井住友銀行御影支店 / みずほ銀行神戸支店 / 尼崎信用金庫神戸東支店 / 大正銀行灘支店 |
主な取引先 | 兵庫県 / 神戸市 / 各市町村 / ゼネコン・民間各社 |