【兵庫】測量の目的・道具とは？測量の流れや図面への落とし込みを解説

測量とは何をするものなのかご存じでしょうか。測量が必要になった場合は、まず測量の基礎知識を知っておきたいところです。

こちらでは、測量を行う目的や測量に使う道具、測量の流れや図面への落とし込みについて解説します。兵庫・神戸での測量依頼をご検討中の方は、扇コンサルタンツへぜひご相談ください。

測量とはそもそも何のために行うのか、どのような道具を使うのかなど、基本的な知識についてご紹介します。

測量を依頼する場合、測量がどのような流れで行われるのかも気になるところです。

測量は、次のような流れで行われます。

1. 現在地に鋲を打ち込んでトラバース点T1として測量器械を立てたら、もう一点鋲を打ち込んでT2としてミラーを垂直に立て、測量器械をのぞきながらミラーの方へ向けたときの角度0度を基準とします。
2. 測量器械を立てる場所T3に鋲を打ち込み、ミラーを立てて測量器械をミラーに向けると、先程の角度0度の基準から、時計回りに角度が何度なのかが表示され、測量器械についている測距ボタンを押すとレーザーが出て距離を測り、自動的に角度と距離が記録されます。
3. T3の位置関係を測れたので、今度はT3に新しく測量器械を立てて、同じことを繰り返します。

このように、トラバース点を数珠つなぎに測っていき、位置関係を数値化していく作業が測量です。

角度と距離によって「基準となる角度何度から時計回りに角度何度、距離何m」という位置関係を数値化することはできましたが、これを図面上に落とし込むには不便です。そこで、数値化した角度と距離のデータは、今はパソコンを使って座標値に変換し、図面へと落とし込むというのがスタンダードなスタイルになっています。

今回は測量をするにあたって、測量の基礎知識を解説しました。測量を行う目的や測量に使う道具、測量の流れ、それに図面への落とし込みなど、測量の実務について大まかに知っておくことは重要です。

兵庫での測量のご用命なら、ぜひ扇コンサルタンツまでお問い合わせください。神戸を中心とした兵庫県で基準点測量、水準測量、路線測量、河川測量など、用途に合わせて迅速に対応いたします。